おいしいもの通信

おいしいもの通信 / 酒場部活動日誌 / おでかけスキッパー / しあわせごはん愛のうた の4部で構成されてるごはん日記

タグ:白えび

 「富山って何があるの?」「そもそも富山ってどこ?」などと言われがちなマイナー県の富山。でも、それはまだみんなが富山の魅力に気づいていないだけ!富山はこんなに素晴らしい!ということをおいしいもの視点でお伝えしたい。

 そんな訳で、富山グルメをマルッとまとめてみました。これを読んだら富山に行きたくなること受け合い。長野や新潟あたりの人たちは「きれいな指してたんだね、知らなかったよ。」と思わず口ずさんでしまうはずです。何も言えなくて・・・富山!


1.富山湾の宝石「白えび」

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 『白えび亭』の白えび天丼

 富山名物といえばまずはこちら。富山県が日本で唯一の漁場を持っている白えびです。その名のごとく真っ白な海老で身が甘くておいしいです。刺身やお寿司、唐揚げ、かき揚げ、天ぷらなどなど食べ方はいろいろ。白えびラーメンや白えびバーガーなんていうものもあります。富山の一押しグルメ!富山に行ったら白えびは激マストです!


2.江戸時代から伝わる郷土料理「鱒寿司」

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 『まつ川』の鱒寿司

 白えびを新名物とするならば、こちらは旧名物といったところでしょうか。富山名物界のジェフ・ベック、富山で最も知られているグルメの鱒寿司です。

 鱒寿司は駅弁になっていたり、都内のコンビニでもおにぎりになっていたりとメジャーな食べ物なので馴染み深いかと思うのですが、本場で食べる鱒寿司はひと味もふた味も違います。ええっ!?鱒寿司ってこんなにおいしいものだったの!?と驚くこと間違いなし。人気ラーメン店のごとく、なくなったら営業終了というスタイルがほとんどなので予約して買うべし!


3.独特の真っ黒なラーメン「富山ブラック」

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 『西町大喜』の中華そば

 富山市発祥のご当地ラーメン「富山ブラック」です。醤油を濃くした真っ黒なスープが特徴の独特のラーメン。ごはんと一緒に食べることを前提として作られていて、かなり塩辛い味付けとなっています。という話なんですけど、実際に食べてみたらそれほどでもなく(お店によるのかもしれませんが)あとを引くおいしさです。富山ならではのラーメンを是非!


4.富山が誇るブランド牛「氷見牛」

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 『牛屋』の氷見牛ステーキ丼

 漁港の街、温泉の街として知られている氷見市ですが、実は富山県内で最大の牛肉の産地でもあるのです。そして、その氷見市から生まれたブランド牛が「氷見牛」になります。近年では近畿ブロックの品評会でも1、2を争うほどの実力を持つ黒毛和牛なのだとか。こ、これは食べない訳にはいきませんね!

 氷見市内には氷見牛を扱った焼肉店やステーキハウスがあったり、氷見牛バーガー、氷見牛コロッケ、氷見牛カレーといった氷見牛を使ったメニューもたくさんあります。氷見牛のやわらかくて旨味たっぷりのとろけるおいしさはたまりません。


5.うどん界のナンバースリー?「氷見うどん」

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 『海津屋』のざるうどん

 氷見うどんは氷見の郷土料理である手延べうどんです。日本3大うどんには諸説あるらしく、香川の讃岐うどん、秋田の稲庭うどんに次いで3番目の候補に群馬の水沢うどん、愛知のきしめん、長崎の五島うどんなどがあって、そこに富山の氷見うどんも入っているそうです。

 麺を手作業で延ばしていく手延べの氷見うどんは、ツルツルで喉ごしスッキリ。それでいて噛むとモチモチしています。同じ手延べの稲庭うどんともまた違った独特の食感でおいしいです。


6.幻の魚「ゲンゲ」

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 『酒菜工房 だい』のゲンゲの唐揚げ(骨せんべい付き)

 「幻魚」と書いて「ゲンゲ」と読む、その名のとおり滅多に出会うことのできない幻の魚です。富山、新潟、秋田の一部で食べられていますが、傷みやすいため他の地域にあまり出回りません。全身がヌルヌルした細長い白身魚で、唐揚げで食べるとフワッフワ。適度に脂が乗っていてしつこくなく食べやすいです。また、身体を覆うヌルヌル部分にはコラーゲンが多く含まれていて美容にもいいとか。おいしくてお肌もきれいになるだなんて素敵!


7.きときとうまうま「富山湾の魚介」

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 『寿司栄』のフクラギ(ブリの子)のにぎり

 富山湾は、能登半島に囲まれた日本海最大の広さを持つ湾で、深さも1200m以上あって日本三大深湾のひとつに挙げられています。また冷たい深層水と暖かい対馬暖流が交じり合っていて、広さと深さ、冷たさと暖かさを兼ね備えた湾になっています。そのため、冷水系の魚、暖流系の魚、深海系の魚介類など日本海に生息する約800種のうち約500種が泳いでいて「天然のいけす」と呼ばれています。もうこれだけでヤバい。

 県の魚に指定されているブリ、白えび、ホタルイカをはじめ、マグロ、タイ、ノドグロ、岩牡蠣、ベニズワイガニ、バイ貝などなど新鮮魚介の数々が楽しめます。お寿司は回転寿司でもめちゃくちゃおいしい。


まだまだあるぞ!富山グルメ!

 いかがでしたでしょうか。富山の魅力が伝わりましたでしょうか。そうでしょう、そうでしょう。隣にいたなんて信じられないでしょう。他にも冬は脂の乗った寒ブリのしゃぶしゃぶやホタルイカのお刺身、あつあつの富山おでんなども楽しめます。想像しただけでよだれが……。

 北陸新幹線が開通したことで東京からも気軽に行けるようになった富山。ぜひぜひ富山グルメを堪能しに行ってみてくださいな~。
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 富山旅行2日目はレンタカーを借りて富山→五箇山→氷見と移動する予定です。世界遺産にグルメに温泉!胸のキュンキュンとまらないよ!それでは、さっそく行きましょう!


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 ヴィッツ

 ホテルをチェックアウトしてレンタカーを借りました。今回の相棒は「ヴィッツ」です。電車と同様に自動車にも詳しくないのですが、これから2日間一緒に旅をすると思うとかわいく思えてくるから不思議です。


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 鱒寿司

 朝ごはんは前日に予約しておいた『まつ川』の鱒寿司!富山城の前にある公園で松川を眺めながらいただきました。あれ?鱒寿司ってこんなにおいしかったっけ?鱒寿司は東京でも食べられるし味も知ってるしと思ってたんだけど、地元で食べるとぜんぜん違いました。鱒が肉厚でおいしいです。


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 松川遊覧船

 前日が定休日だった松川遊覧船に出発前にリベンジすることにしました。


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 船からの景色


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 風が気持ちいい~


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 アオサギだ!

 松川を船でのんびり進みます。景色はいいし風は気持ちいいし癒されます。乗れてよかった~。

 富山でやり残したことをクリアしたところで、いよいよ出発です!めざすは世界遺産・五箇山!いっくにゃ~!


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 とろろ昆布のおにぎり

 途中のサービスエリアで休憩しました。富山スタンダードであるとろろ昆布のおにぎりです。富山のコンビニではどこでも普通に売ってます。両方ともおいしかったけど特に黒とろろ昆布がお気に入りになりました。東京でも売ってほしい!


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 五箇山

 車で走ること1時間ちょっとで世界遺産の五箇山に到着しました。もう、とにかく絶景!圧巻!自然が気持ちいい!


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 菅沼合掌造り集落の風景に歴史を感じるのはもちろんのこと、ここで実際に人が暮らしているというのが驚きです。


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 エレベーター

 この風景の中にエレベーターという近代的なものがあるのも驚きです。あと、エレベーターの入り口、小さすぎじゃないですかね?


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 吾郎平

 近くの道の駅にある『いなだ』でお昼ごはんを食べようと思っていたのですが、またしても定休日に当たってしまいました。うっかりうっかり。ということで、菅沼合掌造り集落の中にある『吾郎平』で食事をすることにしました。


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 吾郎平御膳

 五箇山の名産品がひと通りいただける吾郎平御膳をいただきました。


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 いなだの塩焼き


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 いなだの刺身と五箇山豆腐の刺身


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 隠れミッキーだ!

 無事に隠れミッキーも発見できたところで再び車で移動。次は漁港と温泉の街、氷見を目指します!


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 うみあかり

 到着!今夜の宿は『うみあかり』という温泉旅館です。海岸沿いにあって、部屋からの景色がすごくきれいでした。


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 窓を開けると目の前が海

 夕食まで時間があったので買出しに行きつつ少し散歩をしたのですが、海の水が透き通っててとてもきれいでした。磯にはいろんな生き物がいて楽しいです。


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 ウニがいっぱいいるぞ!


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 カニだ!


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 ヤドカリもいる!


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 ウミウシだ!あと、となりにいるのはアワビ?


 楽しくなってもっと!もっと何かいるんじゃないの!?ってわちゃわちゃしてたら温泉に入るタイミングを失ってしまったので、先に食事にしました。


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 お部屋でいただく旅館ごはん


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 お刺身


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 岩牡蠣のホイル焼き

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 白えびの唐揚げ


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 白えびそうめん

 残念ながら隠れミッキーは見つけられませんでした。

 食事のあとは露天風呂にゆっくり浸かりました。もう日が落ちていて暗かったのですが、夜の海を見ながら入る露天風呂は幻想的で気持ちよかったです。


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 いつものビール

 お風呂上りに窓際でビールを飲んで、この日もぐっすり眠ったのでした。

 
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